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Python2年生 データ分析のしくみ 体験してわかる!会話でまなべる! [ 森 巧尚 ]
をプログラミング初心者が一冊仕上げてみての感想です。
これからPythonを学習する方で、学習書を探されている方向けに、
- この本のオススメ度
- この本を読み進めても嫌にならないか(初心者あるある)
- この本を実際に仕上げてみての感想
- わかりにくく感じたポイント
こちらをお伝えしたいと思います。
- Pythonを勉強してみたいけど、どの本を買ったら良いかわからない。
- 評価の高い本だけど、実際のところはどうなの?
- この本を仕上げたら、データ分析のことわかるの?
このあたりの内容が気になる方は参考までに読んでみていただけますと幸いです。
では早速。
まず率直な感想から話しますと、
この本の通りに学習を進めるとデータ分析の入り口が見えてきました。
そもそもデータ分析って何?
って方向けに簡単な概要としては、
現実のデータを集めて調べ、「データを見ると、現在こういう状態だとわかり、ここが問題だと考えられます。
だから、ここを改善しましょう」と「論理的な解決方法」を考えることができます。
客観的なデータが示しているので納得しやすいですし、もしうまく解決できなかった場合も改善策を計画しやすくなります。
データ分析とは、「データを集めて、問題の解決方法を考える技術」なのです。
出典:Python2年生 データ分析のしくみ 体験してわかる!会話でまなべる!
ということで、
使いこなせるとかなり便利な感じがしますね。
問題解決する方法をしっかり考えるための材料を揃えるところから始まって、
難しい数式を使ってデータを集めることはPythonが行い、
その集めたデータを元に問題解決を考える。
大事なことはデータを集めることだけではなく、
データから推理する力と、分析した結果を使って説明するチカラと筆者は述べてますね。
なるほど。
データ集めても解決できないと意味ないですもんね。
当然のことですが、説明されると腹に落ちますね。
納得。
このブログを読んでいただけている方は、
- プログラミング、Pythonの初学者である
- Web関連に興味を持った
- Python、データ分析入門あたりの本を探されている方
- データ分析は聞いたことがあるけれど、やり方がイマイチ想像できていない方
- いま流行りの人工知能について知りたい
この辺りの状況の方だと思いますが、
初学者として「どの本から始めれば良いかわからない」
という方がいらっしゃるかと思いますが、
Pythonでデータ分析を学習を始めるときに、一番最初に読むべき本だと思いました。
オススメします!
基本の基本について説明されているため、
初学者にとって聞きたいポイントに対しての答えが書いてありました。
こちらの本の対象読者が、
- Pythonの基本文法は知っている方(『Python1年生』を読み終えた方)
- データ分析の初心者
とありますので、こちらを一通り読み進めてからがオススメのようです。
実際にPython1年生を終えて、
次のステップとして何を学習しようかと思い、
単純に1年生から2年生にステップアップしましたが、
とても良い選択だったと感じてます。
基本には触れられたけど、
「もう少し実用的なプログラムを組んでみたい」
「Pythonを使う機会を増やしたい」
と思ったときに、ぴったりの内容だと思いました。
実際の仕事に結びつけられるイメージが持てますので、
しっかり理解できれば、本業でも活用できそうですね。
やっぱり普段使うものを学習することが一番です。
使わないものを学習するのは中々ハードル高いですよね。
メンタルが維持できないですよね、目的とか意識を高く維持していないと。
説明も丁寧です。
会話形式をイラストのキャラクターが学習書を進めますので、
ストレスを感じることなく、読み進めることができました。
「この本を買って良かった!」
と、心の底から思えます。
ご自身で一度はPythonについてある程度の学習をされたことがある方には、
物足りなさを感じるはずですが、それくらい入り口について触れています。
だからこそ初学者にはオススメしたい学習書だと思ってます。
1.この本のオススメ度★★★★★
基本の基本について説明されているため、
初学者にとって知りたいポイントに対しての答えがしっかり書かれてあり、
説明も丁寧です。
会話形式をイラストのキャラクターが学習書を進めますので、
分かりやすく細かく教えてもらえている感覚です。
この手の本特有の難しい言葉がどんどん出てきて、
やる気カット
ということは全くありませんでした。
とてもオススメです!
内容としては、
第1章 データ分析って何?
第2章 集めたデータは前処理が必要
第3章 データの集まりをひとことでいうと?:代表値
第4章 図で特徴をイメージしよう:グラフ
第5章 これってふつうなこと?珍しいこと?:正規分布
第6章 関係から予測しよう:回帰分析
これらを学習していきます。
実際手を動かして作ってみることが、
一番イメージしやすいですし、
そこから「何がわからないか」「どの辺りをもっと詳しく知りたいか」
など、
「わからないことがわかること」は初学者にとって、とても大切なことですね。
そのためには先ず、手を動かしましょう。
2.この本を読み進めても嫌にならないか(初心者あるある)
説明文がダラダラと長いわけではないですし、
とても分かりやすく丁寧に説明してくれるので、全く嫌になりません。
難しい単語を最低限カットして作られているようで、
この手の本あるあるの、横文字攻撃を喰らうことはなく、
すんなり読み進めることが出来ました。
- 正規分布
- 標準偏差
- 累積分布関数
などの漢字が多めに並んだ言葉は最低限出ては来ますが、
これくらいはがんばって乗り切りましょう。
この本で嫌になるとしたら、
漢字が多めに並んだ言葉か、
物足りなさを感じるくらいのレベルの方かと思います。
そう感じる人には、必要ない内容ですので、
もっとむずかしい高度な内容の学習書に進むべきでしょう。
初学者の方にはとても優しく感じる良書だと思ってます。
引き続き登場の、
「ヤギ博士」「フタバちゃん」に疲れが癒されますよー。
3.この本を実際に仕上げてみての感想
やはりPythonの入り口について学べる良書だと思います。
よく人工知能と言えばPython!と聞きますが、
実際にどんなコードを書いているかも全くわからない状態で読み始めましたので、
入り口の段階を知るには素晴らしい内容なのだと思います。
実際に手を動かしながらの学習書ですので、
体にも入っていきやすいとおもいます。
また、
そこから「何がわからないか」「どの辺りをもっと詳しく知りたいか」
など、
掘り下げていきやすいとも感じました。
イラスト効果もあってか、
「次になにか作ってみよう、挑戦してみよう」
「もう少し掘り下げて学習してみよう」という気になりますので、
モチベーションアップも可能かと。
以前他の種類の紹介本でも書きましたが、
成功体験はとても重要な経験だと思います。
この体験が実感出来ているかでモチベーションを伸ばすも、失うも、
その人の取り組み方に差が生まれてくるのだと思います。
この本は間違いなく、成功体験が実感できると思います。
4.わかりにくく感じたポイント
わかりにくく感じたポイントは無いように感じました。
丁寧に説明されており、その点もとても良いと思います。
初学者の方の学習方法としてですが、
一度学習した日(時間)から、
わかりにくく感じたポイントは無いように感じました。
強いて言うのであれば、
学習のやり方として、
一度学習した日(時間)から、
少し日数(時間)が空いてしまうと、
覚えたコードの意味が記憶から薄れてしまうので、
ある程度はザーーっと一気に進めた方が良いのかなと感じました。
(完全にその人次第ではありますが、、)
せっかくやったのに、
戻りながら進めると時間が勿体ないですし、
それだけ理解が深まっていないことだと思います。
一度で完璧に覚えられるとは思わず、
一通り一周してみてから、、
二周目をザーーっと復習するもアリかもしれないですね!
その辺りは、ご自身の学習スタイルでご判断くださいませ。
コチラの学習書でPython学習のモチベーションを上げていきましょう。
次はどれを読んでみようかな。
ではー。